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2018年09月27日 / 

吃音症についての常識、ご存知ですか?

こんにちは。仙台ボイスセンターの太田です(^-^)

昨今、吃音に関するドラマが放送されたり、ニュース番組の特集で取りあげられたり、吃音症の女子高生が主人公の漫画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』が映画化されたり(★下記URL参照)などしています。その為、認知度は徐々に上がっているはずですが、具体的には分からないという方もまだ沢山いらっしゃると思いますので、吃音症についての常識をご紹介したいと思います。


吃音症とは?:滑らかに発話できなくなる症状

吃り方:①語頭音を繰り返す ②語頭音が伸びる ③声が出るのに時間がかかる

吃るのは常にというわけではなく時々

育て方、親の精神状態、本人の性格は発症には関係しない

発症の最大の要因は持って生まれた体質

真似をしても移らない

「ゆっくり」「落ち着いて」などのアドバイスはするべきではない

成人になっても持続する割合:約1%(100人に1人)

女子の方が男子よりも治癒しやすい

治るかどうかは、本人の性格や努力とは関係ない

100%治療可能な方法はまだない

「吃る=悪い」ではなく「吃るのを恐れて話さない・伝えない・やりたいこと食べたい物などを諦める=悪い」

吃音を隠そうとすると、人との関わりが億劫になる→症状悪化の最大のリスク

吃音の克服に一番大切なのは、話す意欲を失わないこと

吃音を克服するためには、周囲の理解と協力が必要不可欠

・・・など、他にもあります!


周囲に吃音症の人がいる方には是非ご参考ください。そうでない方にも、これを読んで吃音に興味を持って頂けたら幸いです!学校の先生方は、吃音の子へのからかいやいじめ予防の為に、国語や道徳の授業で吃音症に関するお話を取り上げて、子供達に早いうちから吃音についての正しい知識を伝えて頂くようお願い致します。

吃音症の方への理解とサポートはまだ十分とは言えません。小学校まではことばの教室がありますが、中学校以降はそのようなシステムがありません。吃音の症状が悪化しやすいと言われている中学生への確立されたサポートは、特に早急に必要と感じています。もっと吃音症の認知度が上がることがサポートの充実に繋がり、それが本人達の悩みの軽減に役立つことになりますので、皆さんにも吃音のことを周囲に広めて頂けたら嬉しいです。ご協力の程、よろしくお願い致します!


★『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』映画情報はこちら・・・
→ http://www.bitters.co.jp/shinochan/
「情けない姿をさらけ出そう。まっすぐ受け止めてくれた人を信じよう。それだけで世界はがらりと変わる。殻にこもっていた高校生の頃の自分に観せたい。」(公式ホームページのコメントより抜粋)
※当院には漫画がございますので、気になる方は治療の合間に読んでみてくださいね。

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