2015年04月14日 / セルフケアシリーズ, ● 院長の部屋
5月に入って、疲れがとれない、体がだるい、前向きになれないといった症状が出て、
めまいや、腹痛、頭痛、不眠症などを発症してしまうことがあります。 いわゆる五月病です。 4月は、新しい年度となり、学校や職場など環境が変わり、ストレスが多くなります。 交感神経が緊張し、新しい仕事、環境に慣れようと一生懸命になります。 緊張が続いた一ヶ月が過ぎるとゴールデンウィークとなり、 急に、副交感神経が優位になります。 連休をスポーツをしたり、旅行に出かけるなど体を動かすと自律神経のバランスを回復することが出来ます。 ところが、4月の疲れで、ごろごろ連休を過ごしてしまうと、 連休明けに、自律神経のバランスが崩れてしまい、上記のような症状が出てしまいます。 病院に行って診察を受けても異常が見られないことが多く、 自律神経失調症、鬱病、不定愁訴などの診断をうけて、 痛み止めや、抗不安薬、抗うつ薬などの薬を処方されることが多いようです。 自律神経失調症はとても不思議な病名です。 患者さんは、この病名をつけられると、妙に納得されてしまいます。 診察台にお座りになり、第一声が『私は自律神経失調症です』とお話になる患者様もいらっしゃいます。 ところが、自律神経失調症と言う病名は、 自律神経の検査をして診断されるわけではなく、 いろいろ検査しても異常がないので、仕方なくつける病気なんです。 いったいどのように自律神経の具合が悪いかもわかりませんし、 自律神経失調症を治す薬もありません。 自律神経の状態や、体の疲れ具合を知ることが出来ると大変便利です。 当センターでは、脈拍の変化から、自律神経のバランスや、肉体疲労の程度を検査しています。 指にセンサーをつけて、数分で結果が出ます。 体調不良を訴えて当院を受診された240名の患者様の自律神経の検査をすると、 ほとんどの方で、バランスが崩れていることがわかりました。 半分以上の方は交感神経が慢性のストレスですり切れている状態でした。 副交感神経機能は、保たれていることが多いので、相対的に副交感神経が優位となり、 何となくからだがだるい、やる気がでないといった五月病に似た症状が起こっていました。 皆さんも、自律神経の検査を受けて、ご自分の体調をチェックしてみませんか? 自律神経の働きをご説明し、 現代のストレス社会で自律神経のバランスが崩れるとどんな症状が起こるかお話しします。 そして、ご自分の自律神経の状態を検査してみましょう。 結果についてご説明し、どんなことに気をつけると自律神経のバランスがとれるかアドバイスします。 どうぞ、お気軽にご参加下さい。
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Good-Bye May Blues!〜自律神経のおはなし編〜 終了御礼!
■日 時:2016年5月9日(土)13:30〜15:00 終了御礼!
■講 師:朴澤耳鼻咽喉科/統合メディカルケアセンターTree of Life院長 朴澤 孝治
【主な内容】 5月病の、原因は?
自律神経はどんな働きがあるの?
ご自分の自律神経を調べてみましょう
自律神経のバランスを取るにはどうしたらいいの?
定 員:15名
受講料:3,240円(税込)
持ち物:筆記用具、お飲物(お好きなお飲物をご持参ください)
講 師:統合メディカルケアセンターTee of Life院長 朴澤 孝治
申込み:Tree of life 022-397-8337 または e-mail にて
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お申込み・お問合せ :統合メディカルケアセンターTree of Life
TEL:022-397-8337 またはmailでお問い合わせ下さい
院長