2019年04月27日 / ー シリーズ:教えて!朴澤院長, ▶︎【 院長の部屋 】
五月病を克服し、健やかに令和時代の第一歩を踏み出しましょう!
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季節の変わり目に体調を崩しやすいと、お話になる患者様が沢山いらっしゃいます。その代表が、五月病です。五月病は、年度初めの環境の変化で交感神経をすり切らしてしまったところで、ゴールデンウィークに突入し、一気に副交感神経優位になることで、発症します。
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右のチェックリストの症状が出たら要注意です。こんなときは、病院で診察を受けても異常が見られないことが多く、自律神経失調症やうつ病などの診断をうけて、痛み止めや、抗不安薬、抗うつ薬などの薬を処方されることが多いようですが、あまり効果はありません。
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まず、ご自分の自律神経のバランスを検査しましょう。仕事が忙しい方、ストレスを感じている方の大部分は交感神経の低下が見られます。一方、睡眠不足の場合は副交感神経が低下します。副交感神経がすり切れてしまっている方には、睡眠を十分に取り、体を休めること、温泉などリラックスできる趣味をお勧めします。
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交感神経がすり切れてしまうと、薬をのんでも、いくら体を休めても回復しません。ご自分が楽しみながら、軽く汗をかくくらいの有酸素運動をすることが有効です。初めはおっくうでも、体を動かすと、体調がよくなるのが体感できます。1日15分の運動の習慣を3ヶ月続けると、交感神経が再生します。当院がお薦めする呼吸法を習得すると、どなたでも簡単に自律神経のバランスを取る事ができるようになります。
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院長 朴澤孝治
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