2025年08月28日 / YouTube, ● 仙台マインドフルネスセンター, ● 院長の部屋
私たち日本人は、真面目に一生懸命働いているのに、
なかなか暮らしが楽にならず、
流石に我慢の限界だと示したのが、
先日の参院選であったように感じます。
ストレスの多い現代社会ですが、
私たちにかかる心身の負荷はより大きくなってしまいました。
私たちが置かれた職場など社会環境や、
家庭環境を変えることは難しく、
一旦問題が生じると、
心労でいつもの生活が難しくなることもあります。
私たちは、
すでに起きて変えようのない過去にくよくよしたり、
まだ起きていない未来に不安を抱えながら暮らしています。
人間は、物事をネガティブに考える傾向があり、
どんどんと深みにはまってしまうこともあります。
その心労で体調不調を引き起こすといった
負の連鎖の中にいらっしゃる方も多いようです。
私たちは、こんな時、どのように対応したらよいのでしょうか?
1979年、MBSR(マインドフルネスストレス低減法)が、
マサチューセッツ大学メディカルセンターの、
ジョン・カバット・ジン博士によって開発されました。
マインドフルネスは、
ご自分が置かれた環境の中で、
どのように自分を生かし、
感情の波に飲み込まれずに、
対人関係をどう整えていくかを学ぶプログラムです。
MBSR(Mindfulness Based Stress Reduction:マインドフルネスストレス低減法)は、
全8週間+1日リトリートによって構成されているプログラムです。
MBSRは、次の3つで構成されています。
① 8回クラス(8週間にわたり週1回2.5時間、グループで行う)
週1回約2.5時間、オンラインで行われます。呼吸を整える呼吸法、自分の心を客観的に見つめる瞑想、自分の体の声を聴くボディスキャンなどを通じて、マインドフルネスを体験します。
② 個人練習(音源による実践練習+記録)
1日約45分程度の、テーマにそったホームワークがあります。
③ プラクティス・デー
リトリートと呼ばれ、6週目と7週目の間に1日(約6時間)、忙しい毎日から離れ、マインドフルな1日を送ります。
統合メディカルケアセンターTree of Lifeの
『仙台マインドフルネスセンター』でMBSRを学ばれた方はすでに、
名になりました。
卒業生に、インタビューをしたところ、
8週間のプログラムですが、
仕事と家庭を両立されている多忙な方でも、
無理なく行うことができ、
終了後は、新しい気づきを得て、
毎日の生活を楽しく、健康に生きることができるようになったという
感想を聞かせていただきました。
マインドフルネスは、どなたにもお勧めできますが、特に
ストレスの多い環境の中で、
なんとなく調子が出ない、
休んでも疲れがとれない、
人間関係に疲れているなど感じている方
慢性的な痛みなど解決できない症状を抱えている方
ストレスから逃れるために、
アルコール、喫煙、過食、拒食、
買い物依存、ゲーム依存などの依存症
になってしまっている方
以上の方には、お勧めです。
”今ここに自分がある”ということに意識を向けることにより、
他人の評価を気にしすぎることで生まれる
不安、ストレス、妬みなどの感情を解消することが可能となります。
そして、自己肯定感の向上につながります。
無料のオンラインまたは対面の説明会、
瞑想会を通じて、
マインドフルネスを体験してみてください。
毎日を生きることが楽になるヒントが見つかると思います。
院長
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