2016年04月26日 / ▶︎ お知らせ, ー セルフケアシリーズ, ▶︎ 統合医療コンサルテーション
大きな地震を体験したあと、「実際には揺れていないのに揺れているように」感じたり、「地震なのか、めまいなのかわからない」という方が多くいらっしゃいます。 これを「地震酔い」といいます。
内科、耳鼻咽喉科で異常なしと言われ、精神科に通院されている方がいらっしゃることもわかってきましたが、これは地震により、体の釣り合いを保つために必要な三半規管、視覚、深部知覚からの情報を統合する小脳前庭が、うまく機能しなくなったためのめまいです。
東日本大震災では余震が多く、この「地震酔い」によるめまいに悩んでいる方がいらっしゃいました。
地震酔いは、薬物療法は無効で、リハビリが大切です。 めまいの時は、横になって安静にするのがよいといわれますが、寝ていたのでは、地震酔いはいつまで経っても治りません。
東日本大震災後、沢山の患者様を診察した院長朴澤孝治が「地震酔い」の症状と対策をお伝えします。地震酔いで悩まれている方、またはこれからの震災対策として学びたい方は是非、ご覧下さい。
<動画の内容>
地震酔いの簡易検査「マンテスト」
体のバランスを支える仕組み
東日本大震災後のめまいの特徴 4選
①既存症状の悪化
②フラッシュバック
③住宅傾斜によるめまい
④後酔い症候群
後酔い症候群の治療法
まとめ:地震酔いの対処法
二次被害:生活不活発病とは