2024年05月31日 / ーYouTube, ▶︎ 栄養療法, ▶︎ 水素ガス吸入療法, ▶︎【 院長の部屋 】
厚労省の、人口動態統計を見ると、
日本人の死因の1番目はガン、2番目は心筋梗塞などの心疾患、3番目が老衰、
4番目が脳梗塞、脳出血などの脳血管疾患、5番目が肺炎となっています。
心疾患と脳血管疾患は、
血圧と動脈硬化が原因で、血管のケアで防ぐ事ができます。
肺炎は、細菌やウィルスの感染により起こり、
加齢による免疫力の低下で重症化します。
実はガンも免疫力の低下が、その発症に関係しています。
英国のエリザベス女王が、96歳で、老衰で亡くなられました。
人生100年時代、病気で死ぬより、老衰で亡くなるのが幸せです。
ガンが出来るには、いくつもの遺伝子の損傷が重なって起こり、
正常細胞がガン細胞に変わるのに、10年もかかると言われています。
遺伝子の損傷を起こすガンの原因には、
食事や、喫煙、ウィルスなどの感染、生活環境が関連しています。
タバコとガンの関係は、はっきりしており、
禁煙はやはりガンの予防に大切です。
何を食べるとガンになりやすいと言う話は沢山ありますが、
ガンになるには沢山のステップがあり、
どれか一つでガンが出来ることはありません。
ガンを恐れて、食べ物を選んでいては、人生を楽しむ事ができません。
守りにはほころびがでやすく、弱い物です。
攻撃は最大の防御になります。
私たちの体は、約37兆個の細胞でできていて、
そのうち1%が毎日新しい細胞に生まれ変わります。
リンゴ1個分の大きさになります。
このとき、一定の確率で細胞分裂が正常に起こらず、
ガンの芽ができてしまいます。
毎日2000〜3000個のがん細胞の芽ができていると言われています。
安心してください。
リンパ球などの免疫と、葉酸などのビタミンが、
がん細胞の芽を毎日退治しています。
ガンの発症率を年代別に見ると、
男女とも、50才頃から高くなることがわかります。
新型コロナに感染した方での死亡率を見ると、
やはり、50歳以降で高くなっています。
全く違う病気のように見えますが、免疫力が老化で弱ることで、
コロナウィルスに負けてしまったり、
ガン細胞の芽を見逃していまい、ガンが発生していることがわかります。
免疫の老化を防ぐと、肺炎や、ガンを防ぐ事ができそうです。
免疫には、白血球という細胞による細胞免疫と、
免疫グルブリンによる液性免疫の2種類があります。
年齢別に免疫グロブリンの量と、白血球の数をみると、
全ての年齢でほとんど変化がないことがわかります。
免疫の老化は、量の問題ではなく、質の低下によります。
様々な要因が、免疫の質の低下をもたらしますが、
最も簡単に確実に、免疫力を上げる方法は、ミトコンドリアの活性を高める事です。
白血球も含め私たちの細胞は、
ミトコンドリアで作られたATPと言うエネルギーを使って、様々な活動をしています。
ミトコンドリアには、
5-ALAと鉄で出来たタービンがあり、
潤滑油の役割をするNMNと、水素の力で、タービンが回り、
エネルギーが作られます。
このとき、副産物として活性酸素が出来てしまい、
ミトコンドリアをさびさせて、劣化させます。
20代の頃がミトコンドリアのピークですが、
徐々に低下し、50歳では半分になってしまいます。
このミトコンドリアの低下は、
50歳から上昇する、コロナによる死亡率や、
ガンの発症と反比例しています。
ミトコンドリアの低下が、免疫の老化をもたらし、
肺炎の重症化や、ガンの発症を招いているように見えます。
加齢によるミトコンドリアの活性の低下を防ぐことが出来ます。
ミトコンドリアのタービンを作る5-ALA、潤滑油のNMNをサプリメントで摂取し、
水素ガスを吸入する方法です。
私はこの方法を3年前から続けています。
今年68歳になりますが、ミトコンドリアの活性は若い頃と変わりません。
守りに入るのは苦しいものです。
攻めで免疫の老化を防ぎ、病気の発症を予防しませんか。
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