統合メディカルケアセンター「Tree of Life」

2015年01月09日 / ,

『III型アレルギーによる食物アレルギー』セミナーのご案内

アレルギーというと、スギ花粉症や喘息などを思い浮かべると思います。 これはIgEというタンパク質で起こるI型アレルギーです。 これとは別にIgGというタンパク質で起こるIII型アレルギーがあります。 体内に入ってきた異物にIgGが結合すると、免疫複合体ができます。 ウィルスや細菌はこのIgGによって除去されています。 ところが免疫複合体が除去されずに血液中を流れると、 その大きさや荷電の性質(磁石のプラス、マイナス)によって 体の様々なところにくっついてしまい障害を起こします。 これがIII型アレルギーです。 I型アレルギーに比べ、反応は穏やかですが、 慢性湿疹や、頭痛、慢性の体調不良などの原因となります。 食物、特によく食べる好物にこのIII型アレルギーが知らないうちに起こっていることがあります。 日本では、検査できないIII型アレルギーの検査ですが、 アメリカに血液サンプルを郵送することで、検査が可能となりました。スクリーンショット 2015-01-09 16.45.40.png 日本食に含まれる以下の96種類の物質に、アレルギーがあるか検査します。 アレルギーがあるものがわかれば、 半年間、原因物質を食事から除くことでお困りの症状が改善する可能性があります。 慢性の症状がありながら、病院で検査をしても原因がなかなかわからない方に、お薦めします。 III型アレルギーによる食物アレルギーについて、ご説明するセミナーを開催します。 日時;2月7日(土曜日)13:30〜15:00 場所;統合メディカルケアセンターTree of Life 参加費;¥3,240 定員;8名 お問い合わせ、ご予約は、 統合メディカルケアエンターTree of Life 電話 022/397/8337 または メール まで御願いします。 どうぞ、お気軽にご参加下さい。 ご希望の方には、検査も行います。 採血検査で、結果が出るまで約2週間かかります。 検査費用は別途、¥28,000円かかります。検査結果のご説明と、結果に基ずく食事指導代金も含まれます。 院長 食物アレルギーに関連し得る症状、疾患 ・アトピー性皮膚炎、ドライスキン、慢性じんましんなどの皮膚疾患 ・消化不良、吐き気、便秘、下痢、口内炎などの消化器系の不調 ・慢性の咳、喘息、鼻炎など呼吸器疾患 ・おねしょなど泌尿器疾患 ・憂鬱、不安、集中力不足、不眠などの精神不調 ・慢性疲労、頭痛、片頭痛、自閉症、注意欠陥障害、てんかん、メニエール病などのめまい ・関節リウマチ、線維筋痛症など関節・筋肉の症状 ・冷え性、体重増加、過剰な発汗 検査項目は、以下の食品に対するアレルギーの有無です。 ■乳製品 カゼイン、チェダーチーズ、カッテージチーズ、牛乳、ホエイ(乳清)、ヨーグルト ■フルーツ リンゴ、アボカド、バナナ、網メロン、チェリー、ココナッツ、赤ブドウ、グレープフルーツ、キウイ、レモン、マンゴー、オレンジ、パパイヤ、モモ、パイナップル、いちご、スイカ ■ナッツ・穀類 アーモンド、あずき、玄米、カシューナッツ、蕎麦、トウモロコシ、小麦グルテン、キドニー豆、緑豆(マング・ビーンズ)、オートムギ、ピーナッツ、ピスタチオ、白米、ライムギ、ゴマ、大豆、クルミ、全粒小麦、さやいんげん ■野菜 筍、もやし、ニガウリ、ブロッコリー、キャベツ、にんじん、カリフラワー、セロリ、きゅうり、ナス、ニンニク、ピーマン、昆布、リーキ、レタス、マッシュルーム、オリーブ(黒)、タマネギ、かぼちゃ、ほうれん草、さつまいも、トマト、じゃがいも ■肉類 牛、鶏、鶏卵(卵黄)、鶏卵(卵白)、ラム、豚 ■シーフード あわび、ハマグリ、タラ、カニ、イカ、牡蠣、レッドスナッパー、サーモン、スズキ、エビ、マグロ、ホタテ貝 ■スパイス カレーパウダー、しょうが、マスタード、黒胡椒、チリ、バニラ ■その他 製パン用イースト、醸造用イースト、カカオ、コーヒー、蜂蜜、さとうきび、緑茶

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