2017年12月07日 / ▶︎ 統合医療の検査, ▶︎【 院長の部屋 】
12月は、忘年会などお酒を飲む機会が多い季節ですね。世の中には、酒豪と呼ばれる人、少し飲んだだけで赤くなる人、お酒がまったく飲めない人などいろいろなタイプの人がいます。お酒の強い・弱いは遺伝子で決まっていて、口内粘膜の遺伝子を調べることで、自分の適量のお酒を知ることができます。お酒に含まれるアルコールは、アルコール脱水素でアセトアルデヒドに分解され、更にアルデヒド脱水素酵素で酢酸に文化されます。アセトアルデヒドが体内に蓄積すると、顔が赤くなったり、頭痛やめまい、吐き気を引き起こし、二日酔の原因にもなります。がんを発生することもあるといわれるくらい体にとって有害です。これが酢酸まで分解されると無害になります。アルコールの分解能力の違いによって、「お酒の強さ」や「飲酒による健康障害リスク」を知ることができます。
アルコール感受性遺伝子検査の結果では9つのタイプに分類され、遺伝子カードとして渡されます。このカードを利用して、酒宴の雰囲気を崩さず、ご自分の適量のお酒を楽しむことが可能です。お酒はほどほどですと「百薬の長」と言われ、健康にも良いとされていますが、飲み過ぎは「万病のもと」と昔から言われています。お酒と上手に付き合っていくためには、適量飲酒すなわち『自分の体質を知る』ことで健康管理をおこなうことが大切です。検査希望の方は、お気軽にスタッフまでご相談ください。
—こんな方におすすめ—
□ 20才になり、お酒を飲み始める頃に
□ 大学や会社に入り、お酒のつきあいが増えるとき
□ 飲酒で、体調不良や記憶を失った経験がある
□ お酒を飲むと、顔が赤くなる
□ 仕事柄、お酒を飲む機会が多い
□ 飲酒により、二日酔や体調が悪くなる
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統合メディカルケアセンターTree of Life 受付
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