統合メディカルケアセンター「Tree of Life」

2022年10月31日 / , , ,

ミトコンドリアの活性化と健康寿命の延長の鍵を握るNMN

 

 

 

 

 

 

 

前回、私たちの電池、ミトコンドリアを元気にする
5-ALAのお話をしました。

今回は、ニコチンアミド・モノヌクレオチド(NMN)のお話です。





5-ALAは、
ミトコンドリアのタービンを形作っていましたが、
NMNは、私たちのエネルギー、
ATPの元になるNADの原料です。

私たちの体の中でも、作られますが、
年齢とともに少なくなります。

20代の頃の約半分までNADが低下してしまう
50代以降の方は、電池切れを防ぐために
NMNの補充がお薦めです。



NMNは食物の中にも含まれていますが、
100mgを摂るためには、多く含まれているブロッコリーでも
40Kgも食べなければいけません。

濃縮したNMNを摂れば、腸から速やかに吸収され、
NADに変わり、ミトコンドリアでエネルギーを作るようになります。

前回お話ししましたように、
全身の細胞にミトコンドリアが有り、
これが活性化すると電池切れがおこりません。





NMNの、もう一つのいい点は、
老化や寿命をコントロールするサーチュインという
酵素を活性化することです。

日本は長寿国ですが、
介護を受けずに自分で生活できる期間、
すなわち健康寿命と、実際の寿命の間に、
男性で約8年間、女性で約12年間の差があります。

つまり、死ぬまでの数年間、
誰かの助けが無ければ生きられないのです。





マウスの実験では、NMNの投与により、
健康寿命が伸びたことが報告されました。

人の60代にあたる17ヶ月のマウスに、
NMNを与えると、血糖値が下がったり、認知機能が向上したり、
若い頃と同じように活動性が高まるなどの効果が得られました。

老化が抑制され、死を迎えるまで、
元気にご自分で生活できる可能性が、開かれたと言えます。

NMNのサプリメントは、
いい物もあれば、信頼性の低い物まで、様々です。
当院のサプリメントアドバイザーにご相談下さい。

▼医療相談はこちら
https://tree-of-life.jp/consultation/

院長

 

 

YouTube 解説はこちら下矢印

ミトコンドリアのタービンを回す潤滑油、”NMN”のお話。

 

このシリーズでは、ミトコンドリアを元気に保つ方法についてお伝えしてきました。必要なものは、5-ALA、水素、そして最後が今回お話しする”NMN”です。 

 

右矢印タービンを回す潤滑油、”NMN”とは。 

右矢印50代は、20代の半分しか作れなくなる!? 

右矢印シリーズミトコンドリアまとめ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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