2023年12月25日 / ーYouTube, ▶︎ 仙台マインドフルネスセンター【NEW】
MBSR『マインドフルネスストレス低減法』は、
1979年、マサチューセッツ大学メディカルセンターの
ジョン・カバット・ジン博士によって開発されました。
このプログラムは、
慢性的な痛みやストレスを抱える人に向けて開発されたもので、
取り除くことが難しい痛みに対し、それとうまく付き合っていくことを学ぶことで、
人生をより豊かにすることを目的に開発されました。
MBSRは、
科学的にストレス低減や慢性疼痛の緩和に効果があることが実証されています。
1990年代にはイギリスでうつ病の再発予防として用いられ始め、
米国ではGoogleをはじめとする企業の生産性向上、
幸福感の向上等を目的として取り入れられました。
現在、MBSRは、
世界中の医療機関、福利厚生機関、教育機関、会社経営の現場、
家庭内等で、広く活用されています。
私たちは、すでに起きて変えようのない過去にくよくよしたり、
まだ起きていない未来に不安を抱えながら暮らしています。
人間は、物事をネガティブに考える傾向があり、
どんどんと深みにはまってしまうこともあります。
MBSR『マインドフルネスストレス低減法』プログラムを通じて、
自分自身が感情にとらわれた時にそれに気づき、
苦痛を与える不快なものと戦わなくても良い方法を学ぶ事ができます。
過去の出来事でくよくよしたり、
将来について案じたりすることなく、
現在の自分に意識をもどす方法を学習します。
マインドフルネスに今を生きることができるようになると、
公私ともにパフォーマスが高まる効果が期待できます。
”今ここに自分がある”ということに意識を向けることにより、
他人の評価を気にしすぎることで生まれる
不安、ストレス、妬みなどの感情を解消することが可能となります。
そして、自己肯定感の向上につながります。
MBSR(Mindfulness Based Stress Reduction:マインドフルネスストレス低減法)は、
全8週間+1日リトリートによって構成されている
マインドフルネス集中トレーニングプログラムです。
MBSRは、次の3つで構成されています。
① 8回クラス(8週間にわたり週1回2.5時間、グループで行う)
週1回約2.5時間、オンラインで行われます。
呼吸を整える呼吸法、自分の心を客観的に見つめる瞑想、
自分の体の声を聴くボディスキャンなどを通じて、マインドフルネスを体験します。
② 個人練習(音源による実践練習+記録)
1日約45分程度の、テーマにそったホームワークがあります。
③ プラクティス・デー
リトリートと呼ばれ、6週目と7週目の間に1日(約6時間)、
忙しい毎日から離れ、マインドフルな1日を送ります。
マインドフルネスは、
2~3日で効果がでるものではありませんが、難しい技術ではなく、
日々のトレーニングを実践・継続することで、
誰にでも効果が期待できるトレーニングです。
2024年1月、統合メディカルケアセンターTree of Lifeに
『仙台マインドフルネスセンター』がオープンします。
国内においては、資格保有者が少ない
国際基準(IMA認定)のMBSR講師の資格を持つマインドフルネス講師が、
ストレスの多い環境の中で、
なんとなく調子が出ない、休んでも疲れがとれない、
人間関係に疲れているなど感じている皆さんに、
よりよい生活を送るために必要な、
ストレスと上手に付き合える方法をお伝えします。
是非、ご活用下さい。
院長
YouTube解説はこちら
チャンネル登録よろしくお願いします^^