2019年12月03日 / ▶︎ 仙台ボイスセンター
冬の大敵!“乾燥”予防は万全ですか?
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のどの乾燥対策
実は、乾燥はお肌だけではなく、のどにも大敵です!のどが乾燥すると風邪をひきやすくなるという話はよく聞きますが、声にも悪影響を与えることがあります。冬になると声がかすれたり、ガラガラしたり…心当たりはありませんか? のどが乾燥しているということは、“声帯”も乾燥している可能性が高いのです。
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声帯が乾燥すると、柔軟性が低下して滑らかに振動できなくなるため、声の不調に繋がります。また声帯振動の摩擦による炎症が起きやすくなるため、声帯が赤くなったり腫れたりして、更に声が出づらくなってしまう場合もあります。健康な声を保つために、声帯には”潤い”が大切なのです。
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声帯の保湿方法
● 十分な水分摂取目安は1日1.5L ※コーヒー、酒はノーカウント
● 鼻呼吸の意識鼻は別名”天然加湿器”
● マスク着用。寝るときも!
● 湯気を鼻からゆっくり吸う。少量の塩を入れると吸収率UP!
● 加湿器の使用湿度50%以上を目指す。濡れタオルを干すのも◎
● あめやガムで唾液の分泌促進を。
● 体内に水分量を増やす働きがある栄養素、「アスタキサンチン」を摂る。
鮭、いくら、海老などの赤い海産物に多く含まれる。
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声帯を保湿して、健康な声を保ちましょう♪
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文:言語聴覚士 太田絢子
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