2025年04月10日 / YouTube, ● 仙台マインドフルネスセンター, ● 自律神経改善プログラム, ● 院長の部屋
新年度が始まり、
期待と希望に満ちた毎日を過ごされていると思います。
一方で、新しい環境に慣れず、
ストレスを感じている方もいらっしゃると思います。
私たちは、毎日、
沢山のストレスにさらされています。
ストレスを感じると、
不安、怒り、恐怖など心の変化が起こります。
それに引き続き、
動悸や、血圧が高くなったり、腹痛などの体の変化が起こります。
初期の心や体の反応の後、
ストレスに対応するために、
飲酒や依存など行動の変化が起こり、
それでもストレスが続くと、
倦怠感や、頭痛、めまい、不眠などの症状を感じるようになります。
更に、ストレスが続くとうつなどの病気が発症し、
最悪の場合、死に繋がるキラーストレスとなることもあります。
このようなことを避けるため、
脳からの指令を受けた
自律神経と副腎から分泌されるホルモンが、
ストレスから、私たちの体と心を守るように働いています。
ところが、ストレスが長く続くと、
自律神経のバランスが崩れ自律神経失調症となったり、
副腎から分泌されるストレスホルモンが枯渇すると
副腎疲労を引き起こすようになります。
自律神経の機能を測ることが出来ますが、
当院を受診された方の半分は、交感神経がすり切れていました。
この状態だと、天候が悪化すると、
めまいや頭痛、腹痛などの症状を起こす気象病となり、
更に悪化するとメニエール病やうつ病を発症してしまいます。
呼吸を整える呼吸法を行うと、バランスを取り戻すことが可能です。
副腎疲労は、燃え尽き症候群で、
朝、ベッドから起き上がれない、
慢性疲労、うつなどの症状が出ます。
血液検査で,簡単に診断がつき、
ホルモン補充療法で、4ヶ月ほどで元の生活に戻ることが出来ます。
いったん元気になっても、
ストレスの原因が解消できないと、
症状がすぐに再発してしまいます。
ストレスの原因が、家庭や職場にあると、
なかなか解消するのが難しい場合があります。
他人を変えることは困難ですし、
自分が我慢すれば、また、ストレスの原因になります。
何とかストレスを解消することが、大切です。
ストレスを感じない鈍感力や、
ストレスを回避する能力があると人生が楽になります。
ストレスを感じても、上手く処理したり、
気分転換できると重大な症状を避けることが出来ます。
言うことは簡単ですが、なかなか難しいですね。
ストレスに対する抵抗力を上げるために、
マインドフルネス・ストレス低減法を活用して、
ストレスを軽減したり、
不安な感情をコントロールしたり、
自己肯定感を向上させることが出来ます。
ベトナムの高僧ティク・ナット・ハンによって始められ、
アメリカのジョン・ガバット・ジン博士によりシステム化されました。
世界の一流企業が、社員の生産性を高めるために活用しています。
瞑想をベースに、ストレスとの対応法を身につけていきます。
瞑想を生活に取り入れる事は大切ですが、
ストレスを感じて、
それを解消するために瞑想をするときには注意が必要です。
瞑想には、現実からの乖離、不安感の増悪等の副作用もあるからです。
自律神経失調症や副腎疲労のケアも行える医療機関で、
マインドフルネスストレス低減法を受けられるのが、安心です。
新しい環境で、ストレスを感じたら、
早めに解消しましょう。
長引くと、五月病の発症に繋がります。
院長
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