統合メディカルケアセンター「Tree of Life」

2022年02月24日 / , , , ,

皆さん、眠れていますか?

「日本の女性は、世界で最も睡眠時間が短いと言われている」

という柔軟剤のCMをご覧になりましたか?

実は、日本は大人も子どもも“世界一寝ない国”とされています。

仕事や家事、育児などに追われ、

睡眠時間を削る毎日の方も多いでしょう。

短い睡眠時間のなかで

『寝付けない』『眠れない』『途中で目が覚める』

などの睡眠障害があれば、

尚更辛くなります。

日本の睡眠薬の使用率は、全体の7.4%、

14人に1人が使用している計算になります。

もちろん、年齢が高いほど多くなりますが、

それでも、20代で2.6%の方が睡眠薬を使用しています。

ただ・・・睡眠薬を常用すると、

日中活動時に脱力感を感じたり、薬が合わなくなり、薬が増えていったり、

将来的に痴呆症になる確率が高くなるなど、

デメリットがたくさんあり、

眠剤の使用に躊躇してしまいがちです。

そして近年問題になっているのが『隠れ不眠』

毎日ではないけど眠れない、寝たはずだけど疲れが残っているなど

慢性的な不眠ではなく、治療をするほどでもないけど

睡眠に悩みや不満を抱えている方も少なくないようです。

不眠の状態で脳が休息出来ないと集中力が低下し、

日常生活にも支障をきたすようになり、

食欲が増して太りやすくなったり、うつ病との関係性も・・・

将来的に高血圧や糖尿病の発症リスクも高まります。

食事や運動と同様に、睡眠も健康維持のために重要な要素です。

きちんと早めに対処していきましょう。

【かくれ不眠チェックシート】

  •  ✅ 思ったより早く起きてしまうことがある
  •  ✅ 平日はあまり寝られないが、休日に寝だめする
  •  ✅ 仕事が忙しく、つい深夜まで頑張ってしまう
  •  ✅ 集中力が続かず、イライラすることが多い
  •  ✅ なかなか寝つけないことがよくある
  •  ✅ 寝る時間は、毎日ばらばらだ

1つでも当てはまるものがあれば、隠れ不眠の可能性があります。

ご家族や友人に当てはまれば、ぜひ声をかけて上げて下さい。

睡眠の質を改善することが

認知症の予防対策として期待されています。

睡眠の量・質を向上させ、

年齢を重ねても、心身が健康でいられるように

出来ることを今から始めましょう!!

 快眠のための工夫★

     朝:起きたらまずはカーテンを開けて、陽の光を浴びましょう。

        起きて1時間以内に朝食を食べることで体内時計の調整をしてくれます

     昼散歩やストレッチなど、軽い有酸素運動を心がけると

        適度な疲労感とリラックス効果が得られます。

     夜入浴はシャワーだけで済ませずに、

        40℃前後のぬるめのお湯に、ゆっくりつかりましょう。

        寝る2時間前には食事を済ませて、

        TVやスマホのブルーライトは浴びないようにしましょう。

        寝る時には部屋の照明は消しましょう

 

心身の不調についてのお悩み、栄養相談などは、

ドクター朴澤 統合医療コンサルテーションや、医療相談をご利用ください。

ー TOL Information ー

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