統合メディカルケアセンター「Tree of Life」

2023年05月27日 / , ,

50才を過ぎたら、摂るべきサプリメント

 


前回から、年齢、性別で、摂った方が良いサプリメントについて、

シリーズで、ご紹介しています。

 

 

今回は、50代の方が摂った方がいいサプリメントです。

 

ベースサプリメントとしては、40代に引き続き、
ビタミンB、ビタミンC、ビタミンD、亜鉛、マグネシウム、カルシウム
を摂って頂くのがお薦めです。

 

 

鉄に関しては、生理が止まれば、出血で失われることはないので必要なくなります。漫然と継続すると、かえって鉄過剰となり、有害です。

 

 

 

 

40代の方にお薦めした、体内に蓄積した有害物質のデトックスも、できれば50代の内には完了することをお薦めします。

 

 

60才以降では、解毒を行う、肝臓や腎臓に負担をかけないように、有害物質は、体に入れないライフ・スタイルにするほうが安全です。

 

 

50代のオプショナルサプリメントとしては、電池切れとホルモンバランスがキーワードです。

 

50才を過ぎると、疲れが出たり、頑張りがきかなくなってきます。思わず、
「若い頃はできたのに、年のせいか」 と、愚痴がでてしまいます。

 

 

私たちに、エネルギーを供給してくれるのが、細胞の中にあるミトコンドリアです。

ミトコンドリアが元気だと、私たちは疲れ知らずで、頑張れます。

ミトコンドリアが、劣化してくると、電池切れで、疲れたり、老化が進んでしまいます。50代の方のミトコンドリアは、20代の頃の半分になっています。これでは、なかなか力が出ないのも仕方がありません。

 

 

ミトコンドリアを、年を取っても元気に保つ方法が、最近の研究で徐々に明らかになってきました。5-ALA、NMNそして水素が、鍵になります。いずれも、食事から摂ることが難しく、サプリメントで摂る必要があります。私は66才ですが、ミトコンドリアの量は、測定限界を超えるほど沢山あり、とても元気です。

 

 

 

 

 

一方、50代になると、女性ホルモンを作っていた卵巣が機能を停止し、生理が止まります。閉経後の更年期は、ホルモンバランスの変化に、体やこころがついて行けないことでおこります。

 

 

ホットフラッシュ、体がだるい、
やる気・意欲がわかない・・・など、
病気ではないけれど何となく体の不調を感じます。

 

 

生理の周期によって、女性の体調は変わります。これは、二つの女性ホルモン、卵胞ホルモン(エストロゲン)と、黄体ホルモン(プロゲステロン)が規則的に増えたり、減ったりするからです。

 

 

女性ホルモンは子宮だけでなく、脳を含めた全身の臓器に作用します。ですから、生理が起こるだけでなく、体全体に変化が起こり、生理前にイライラするなど気持ちも変化します。更年期に、心や体に様々な症状が出るのもこのためです。

 

 

ホルモンに操られることに、もう、うんざりしませんか? 

 

ホルモンを味方にすれば、30代のように、もっと健康に美しく生きることも可能です。

 

 

初潮が始まって以来、毎月の生理、妊娠、出産、授乳、そして更年期と女性の体は、ホルモンによって変化します。最も体調がいいと感じたのはいつでしたか?生理前に、体調が崩れる方が多いと思いますが、排卵の時に体調が悪かったり、妊娠中が最も体調がよかったと言う方もいらっしゃいます。

 

 

女性ホルモンを作っていた卵巣が、機能を停止することで、更年期が始まります。でも、決して残念なことではありません。むしろ、ホルモンの呪縛から解き放たれて、ご自分で、体調のよかった時のホルモンの状態に設定できるチャンスを手にしているのです。

 

 

 

 

男性にも、更年期があります。主たる男性ホルモンであるテストステロンは、男性性の他、長寿にも関係するホルモンです。女性に比べ、男性ホルモンの低下は徐々に起こります。テストステロンの低下により男性更年期が起こりますが、症状は驚くほど女性の更年期症状と似ています。

 

 

50代は、家庭でも、仕事でも忙しい時期です。性別に関わりなく、ストレスに対抗する副腎のホルモンが低下する副腎疲労にも、注意して下さい。

 

 

年齢とともに、睡眠障害を訴える方も増えてきます。睡眠と覚醒は、二つのホルモン、メラトニンと、コルチゾールのバランスでコントロールされています。朝、太陽を浴びると、副腎からコルチゾールが分泌されます。コルチゾールは、昼の活動のエネルギーを作ります。暗くなると、コルチゾールの分泌は減少し、脳内ホルモンのメラトニンが産生され、眠りにつきます。そして、朝陽を浴びるとメラトニンの分泌が抑えられ、コルチゾールの分泌が再び高まります。

 

 

メラトニンは、子供の頃に分泌が最も高くなりますが、成長とともに、どんどん分泌が減っていきます。メラトニンが少ないお年寄りは睡眠時間が短く、朝早いですね。50才以上の方の6%、65才以上では9.4%の方が睡眠薬を常用しています。

 

若い頃は、メラトニンで眠っていたのに、年を取ったら、なぜ睡眠薬で眠らなければいけないのでしょうか? 少なくなったメラトニンを補充して眠った方が自然だと思いませんか?

 

 

 

 

 

アメリカでは、加齢や、ストレスによるホルモンの低下が原因の体調不良に対して、天然ホルモン補充療法が行われ、高い効果が得られています。男性ホルモンや、女性ホルモン、副腎ホルモン、メラトニンを摂ることで、体調不良を改善する事ができます。まず、ご自分のホルモンの状態を調べる事が大切です。

 

 

 

 

当院では、総合的に、どんなサプリメントが必要か、アドバイスすることができます。お気軽にご相談下さい。

 

院長

 

 

 

 

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