統合メディカルケアセンター「Tree of Life」

2023年08月10日 / , , , , ,

暑い日が続いています。熱中症を予防し、夏バテ対策をしましょう。

 


 

 

毎日、暑い日が続いています。
毎年、1,000人近い方が、熱中症で亡くられています。
今回は、熱中症予防のポイント、夏バテ対策をお話しします。

 

 

暑い夏は、夜間は0.5リットル、日中は1〜1.5リットルも汗をかいています。
汗、1リットルには塩分1グラムが含まれています。
熱中症を避けるには、水分、塩分を十分に取り、
室温を25℃〜28℃に保ち、
直射日光を避けることが大切です。

 

 

クーラーの効き過ぎで、
いわゆる冷房病になり、
冷えや、疲労感、肩こり、腰痛
などの症状に悩まれる方もいます。

 

自律神経が
血液の流れや、汗の量をコントロールすることで、
体温を調節しています。

 

室温と、外気温の差が大きいと、
自律神経の調節が狂ってしまい、
冷房病となります。

 

室温と外気温の差を
3〜5℃以内に設定すると、
冷房病を防ぐことが出来ます。

 

 

暑い夜で、なかなか眠れないと、
疲れがとれず、夏バテになります。

 

睡眠には深部体温の調節が大切です、
寝る1〜2時間前に、38度くらいのぬるま湯にゆっくり浸かり、
一度、深部体温を上げ、
お風呂上がりに深部体温が下がるタイミングで寝付くと、
よく眠れます。

 

夜は、クーラーを26〜28度に設定し、
4〜5時間で切れるようにすると、
朝まで、ゆっくり眠れます。

 

 

冷たい物を食べ過ぎて、胃腸が弱り、
夏バテでぐったりしている方もいるかもしれません。

 

胃腸の働きを整える漢方薬が、
夏バテには効果があります。

 

7〜8月の暑い盛りには、
清暑益気湯、
お盆過ぎから9月にかけて、
夏の疲れがとれないときは、
補中益気湯
がお薦めです。

 

ヨーグルトなどで、乳酸菌を補充したり、
乳酸菌を育てるプレバイオテクスを摂るのも、
いいですね。

 

 

夏バテの疲労回復には、
ビタミンBとビタミンC
も効果があります。

 

ビタミンBは、
ウナギや、豚肉、青魚、レバーに多く含まれています。
タマネギ、ニンニク、ニラと、一緒に取ると、
ビタミンBの吸収が良くなります。

 

ビタミンCは、
ブロッコリーなどの野菜、
レモン、キウイなどの果物に
沢山含まれています。

 

 

サプリメントで、取るのもいいですね。

高濃度のビタミンCを点滴すると、
口から摂るサプリメントより、
約40倍も血中濃度が高くなり、
全身にビタミンCが行き渡ります。

 

夏の日差しの強さで、
お肌の心配をされている方も、
多いのではないでしょうか?

 

小麦色に日焼けした肌は、
健康的ですが、
紫外線は、しみ、そばかすなどの他、
皮膚がんの原因にもなります。
紫外線が作る活性酸素が、悪さをします。

 

 

活性酸素から、
体を守ってくれているのが、
ビタミンCです。

 

イヌなどの動物は、
自分でビタミンCを作ることが出来るのに、
不思議なことに、
人間は、作ることが出来ません。

 

ですから、レモンなど、野菜や果物から
ビタミンCを摂る必要があります。
バランスのいい食事が、大切ですね。

 

ご自分のケアをしっかりして、
暑い夏を乗り切りましょう。

 

院長

 

 

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