2024年03月05日 / ーYouTube, ▶︎ 仙台マインドフルネスセンター【NEW】
「15分間のボディスキャン瞑想」
〜マインドフルネス ストレス低減法〜
〜Breath Mento〜
統合メディカルケアセンターTree of Life
仙台マインドフルネス センター
センター長 朴澤 博美
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『ボディスキャン瞑想』とは
ボディスキャン瞑想は、体の微細な感覚を丁寧に観察する瞑想で、
マインドフルネス瞑想の一つです。
やり方は、ボディ(体)スキャン(読み取る)、まるでCTスキャンのように、
つま先から頭の先まで体全体に意図的に意識を向けていいきます。
そしてその際に生じた内側の感覚を良い悪いと評価することなく、
『ありのまま』受けとめることをとても大切にします。
私たちは普段いろんなことを考えて、思考優先の生活を送っていますが、
その時の体や呼吸、心はどうなっているのか、
ほとんどの方は無自覚だと思います。
「マインドフルネスストレス低減法」を医療から提唱したジョン・ガバットジン博士は、
ボディスキャン瞑想を行うことは、呼吸と体の結びつきを強くし、
自分の体を癒す力や体に対する感受性を高めるのに役立つとしています。
私たちの日常を少し振りかえってみましょう。
毎日の仕事や家事・育児・介護、雑事、勉強などに追われて、
無意識に、自分自身や大切なものを犠牲にしたり、
我慢しながら生活している方もおられるのではないでしょうか。
この状態が長引くと、自分の感情がわからなくなって、
鈍感になり、本当に自分の氣持ちを感じ取ることができなくなります。
心や体の感受性を高める(気がつく)ことは、
病気への予防にもなりますし、心身の健康にも繋がっていくことになるんです。
体の痛みや過緊張や別な症状などの異変に気が付かないと、
メンタルヘススにも影響が出てきます。
そんな状態の方に取り組んでいただきたいのが、
『ボディスキャン瞑想』なんです。
1.心身がリラックスする
体の緊張や強ばりが自然と弛み副交感神経を優位にします。
脳のデフォルトモードネットワーク状態(心がさ迷う)ことから、
体に意識を向けることで脳もノーマルモードになります。
2.睡眠の質の向上
心身リラックスの副交感神経が優位になり眠りやすくなります。
なかなか寝付けない方には特にボディスキャンがオススメです。
3.自分の今の状態を知ることで気づきの力が高まる
毎日忙しく時間に追われる日々にボディスキャンを取り入れることは、
心身への無関心さから、
自分を労り、不調に対して早めのセルフケアをすることもできるので
結果的に健康維持に繋がります。
心身が調子いいとモチベーションもあがり、
仕事や学業などにもプラスの影響となります。
…など
他にもたくさんの良い効果が報告されています。
最初は眠ってしまっても大丈夫。それだけお疲れモードだったことに気付きます。
MBSR8週間コースでは、ボディスキャン瞑想は45分行っていますが、
今回はショートバージョン15分間を提供しております。
寝る前、仕事の合間などご自身にあったやり方で是非ご活用ください。
MBSR8週間コース詳細は
⇒ 仙台マインドフルネス センターをご覧ください。
[こんな時]
▽ストレスフルなとき
▽思考がうるさいとき
▽集中力・記憶力のダウン
▽感情のコントロールが難しいとき
▽眠れないとき
▽自律神経の乱れ ・・・など
「15分間のボディスキャン瞑想」
〜マインドフルネス ストレス低減法〜