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2017年10月27日 / ,

えん下性肺炎を防ぎましょう!

日本は、世界でも群を抜いて長寿の国です。いかに楽しく、充実した老後を過ごすかということは、お一人お一人にとって大きな課題になってきました。ロコモーティブシンドロームという言葉を聞かれたことはありますか? これは、高齢となった後も、介護を受けないで自立した生活が出来るように、若い頃から、脚、膝、腰、手などの運動器の老化を遅らせる運動を心がけようというキャンペーンです。老後を楽しむためには、加齢変化により機能が低下してしまってから、リハビリテーションを行うよりも、きざしが出たところで、リハビリテーションを開始したほうが、ずっと効果が高く、若い頃と変わらぬ機能を長く保つことが可能です。このような考えは、運動器官だけではなく、それ以外の器官にも当てはまります。

現在、日本人の3人に1人は肺炎で亡くなるといわれています。
癌や脳梗塞などの疾患があっても、直接の死亡原因は、えん下性肺炎を含めた肺炎であることがとても多いのです。嚥下は生死に関わる機能です。食事は、人生の大いなる楽しみですが、むせがひどくなると、えん下性肺炎の原因になります。嚥下障害が出る前に、嚥下機能を保つ方法を知ることが大切です。


まず、食事の時に、ご自分がどのように食物を飲み込んでいるかを知りましょう。次に、今現在のご自分の嚥下機能がどの程度かを検査してみましょう。もし機能低下があれば、嚥下機能を高める嚥下体操をすることで、リハビリテーションを行う事ができます。嚥下障害が出てしまってからのリハビリは、大変で効果も限定的です。

 下記のようなえん下の異常、ご相談ください。 

       食事に時間がかかる。       口から食べ物がこぼれることがある
       お茶やお水でむせてしまう。    パサパサしたものが食べづらくなった。
       食べ物が口の中に残りやすい。   声がガラガラしたり、かすれたりする。


「最近、少しむせるな〜」「飲み込みが悪いな〜」「食事に時間がかかるようになったな〜」と感じたら、嚥下について考えるときです。お気軽にスタッフまで、ご相談下さい。

当院では、喉(のど)の専門家である耳鼻咽喉科医師と発声・発語や飲み込みのリハビリテーションの専門家である言語聴覚士が協力して、発声、発音、飲み込みなどの悩みを解決するお手伝いをします。



文:院長 朴澤孝治


<お問い合わせ>
朴澤耳鼻咽喉科   TEL:022-397-8338
仙台ボイスセンター TEL:022-397-8337

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